2006年10月アーカイブ

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「ストロベリーショートケイクスのチケット貰ったけど、見に行かない?」とお昼休みに男友達からメールが入ってきて、「行く!行く!」と即答した。
たまたま本屋さんでその男友達に会ったわけで、たまたまそのとき手にしていた本がstrawberry shortcakesだったわけで、たまたまそのことを彼が覚えていたわけで、たまたま映画にいけなくなった人が彼にチケットくれたわけで。
という「たまたま」が重なって、行ってきた。
行きたいと思っていたら誘われたものだから、ビックリした。
本当は監督のトークショーがあったらしいけれど、間に合わなくてすごく残念だった。
映画みたいな漫画が映画になったらどうなるんだろう?という私の疑問の答えは、そのまま映画だった。
やっぱりリアル。
どうして現実ってこんなにも痛いんだろう。

中村優子が綺麗で好きだと思った。
岩瀬塔子も好きだ。
岩瀬塔子は魚喃キリコらしいけど、本当かな。
でも顔立ちが、魚喃キリコが書く絵に似ているような気がする。

Strawberry shortcakesStrawberry shortcakes
魚喃 キリコ

祥伝社 2002-12
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魚喃 キリコが好き。ものすごく淡々としているの。でも、それが日常だし、ドラマのような激しい起承転結のようなことは、そんなに普通は起こらないものだ。そういう日常のその中で生まれる哀しさを表現するのがすごく上手い漫画家だなぁと思う。 読んでいると、単館上映している映画を見ている気分になるの。それは、たぶん言葉よりも空気や風景のコマが多いからなのだと思う。そして、リアルだ。夢でもなんでもなく、リアル。 Strawberry shortcakesが映画化されて、まだ見てないのだけど、見てみたいな。 映画っぽい漫画が映画になるって、どんなんだか知りたいじゃない。
海のふた海のふた
よしもと ばなな

中央公論新社 2006-06
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装丁に惹かれてよしもとばなな。キュビズムっぽい絵に引き寄せられた。
「自分らしく生きられる場所を探し始めた女の子たちの夏」という帯の文句を読んで、シンパシーを感じてレジに並んだ。自分らしさって何だろうと最近考えていたものだから、何かそこに答えがあったらいいなと思ったから。
よしもとばなな風味。取り立てて事件というものはないけれど、日常の瞬間を切り取るのがうまいなあと思う。
結局、私の答えというのは見つけられなかったけれど(そんなに簡単に答えが見つかってしまってもそれはそれで困るのだけど)、でも生きることそれ自身が答えなのかもしれないな。
いろいろと考え込んでしまう自分、もがいている自分、いろんな自分がいるけれど、どれも自分。
どれも自分らしい。
それでいいのかな。
ううううむ。

Waltz for DebbyWaltz for Debby
Bill Evans

Original Jazz Classics 1990-10-17
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いわずもがな、ビル・エヴァンス。名盤中の名盤。 友達から初めてjazzのCDを借りたのはビル・エヴァンスだった。そのときは、あまり興味がもてなかったけれど、今はこうしてjazzが好きでビル・エヴァンスを聴いている。

CDをかけて、My Foolish Heartに慰められる。疲れた心に染み渡る優しいピアノに思わず泣きそうになった。自分を肯定してくれるような気がするのだよ、この曲を聴くと。なんでだろね。
落ち込んでいるときに、頑張れ頑張れといわれることは酷くつらい。空虚な心でどうやって頑張れというのだろう。だから、自分で自分に頑張れとは言わない。自分で自分を追い込むことほど馬鹿げたことはないから。こういうときは、そっとそばに誰かが寄り添ってくれれば良いと思う。そっと、そっと寄り添って頭を撫でてくれればいい。それがこの曲だ。優しい音に寄り添って、包まれて安心する。
聴き終わると、ありがとうとお礼を言いたくなる。
今日も慰めてくれてありがとう。

夜のピクニック夜のピクニック
恩田 陸

新潮社 2006-09
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恩田陸が好きかもしれない。かもしれない、というのは、まだ少ししか読んだことがないから。
ライオンハートが滅法好きで、時々お風呂の中で読み返す。
そのたびに幸せな気持ちになって心地よいのだ。
だから、恩田陸好きかもしれない。
それと映画化がされたって単純な理由で、読んでみた。

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