
グレゴリー・コルベールのashes and snow展@お台場。
ヒルズでみた展示に感動して、わくわく。
行くのを楽しみにしていた展覧会。
東京テレポート駅を降りたすぐ目の前に「本を読む少年」の写真が。
さっそく中に入る。
ヒルズでもあった写真も飾られていたけれど、やっぱりその世界観が好きだ。
心が安やかになる。
こんな世界もこの地球のどこかにあるんだ。
そう思うと不思議で、私たちはなんてたくさんのものに囲まれているんだろうと何度も思う。
静寂、平穏、共生。
あの写真の中の世界は、その場所のほんの一片でしかないし、ほんの瞬間でしかない。
そこには貧困とか飢饉とか私たちには分からないものがあるかもしれないし、私たちには分からない苦しみとかがあるのかもしれないけど、ユートピアのようにみえる。
動物と共生し、自然の中で立つ姿は、本来の人間のあり方のような気がするのだ。
といっても、私は私の世界があって、そこに慣れきってしまっていて、私はきっとあの世界では生きていけないことを実感する。
だから、写真の中の世界に憧憬を見るのだろうし、非日常として捉えて、心が動かされるのかもしれない。
羽 は 火 に
火 は 血 に
血 は 骨 に
骨 は 髄 に
髄 は 灰 に
灰 は 雪 に
映像と一緒に流れた詩の一編が印象的だった。

この展示は、板茂設計のノマディック美術館として展示されている。
移動美術館。
紙の建築とは聞いていたけれど、大きな柱は、固い紙の芯がらできていた。
コンテナが積まれて、板で床が張られ、床に石が敷き詰められていた。
黒い幕が張られて、そこのすぐ外は屋外。
エコという言葉は安易すぐるのかもしれないけれど、コルベールの世界と坂茂の世界は同じだと思う。
自然との共生。
うん、そんな感じ。
外を出ると、お花が一面に咲いていて気持ちよかった。

コメントする